ExART(エグザート)アカデミーについて
ExART(エグザート)アカデミーは、スティラートが提案する企業人のための”感性”を中心とした新しい「学び」のプラットフォームです。
幼児に比べ大人にとって感性教育は最も難しいと言われていますが、不可能な訳ではありません。
感性は失われていくわけではなく、使っていないと錆びているだけなので、それを意識して磨いてあげればいいのです。
そのために必要なものは「リベラルアーツ」です。
リベラルアーツを学ぶことは単なる「教養=知識の集積」ではなく、その「知」の引き出しを自分の内側に作りながら、
起こるべき人生や仕事においての場面でそれを智慧として使い、自身の考えや行動の“組み立て力”をつけることです。
同時に感性に重要なのは「感じる力」です。
そしてさまざまな種類があるリベラルアーツの中でも「アート」は人間の感じる力に最も端的に作用し、直感力を刺激します。
頭で考えない、心で感じる。
そしてアートには創る側と鑑賞する側の双方向の目に見えないコミュニケーションがあり、
このコミュニケーション能力を高めることこそが感性教育に繋がっていくのです。
そこでExARTアカデミーでは「リベラルアーツ」の中でも「アート」に特化し、
「自分に問いかける力・感じる力」を誘引し、次に「自分はどうするのか?」
「自分はどうしたいのか?」を考え、表現していくトレーニングをしながら、
ビジネスに携わる企業人の直感力を鍛え、本来持っている自分の感性、美意識の源を探り、
気づき、自身の価値基準や判断基準となる「軸」を形成していくことを目指しています。
見えないものを観る力、感じる力を陶冶する。
本気で真剣に、アートの力がこれからのビジネスに必要であると信じて生まれたプログラムです。
日本人が意外と知らないリベラルアーツの真義
リベラルアーツとは元々は「自由人の知識」という意味ですが、日本語では「教養」と訳されています。
しかし、教養が知識の豊富さと理解されるのであればそれは本来の意味とは異なります。
単に知識ではない、ということを学ぶ側も学ばせる側も理解しておく必要があります。
ここ数年日本でやっと注目され始めましたが、欧米はもとより今やアジアも含むエグゼクティブ・ビジネスパーソンにとって
当然身につけておくものとして重要視されています。
なぜなら自身の価値基準・判断軸を磨くことができる最も有効的な方法で、
ビジネスにも必要な、本質を見抜く審美眼を養うことができる唯一のものだと知っているからです。
アートを軸にする理由
リベラルアーツには様々な分野がありますが、弊社では2012年よりアートを軸にした企業研修を手掛けています。
世界も認める日本の美意識。
日本が誇る「もの・こと・サービス」の原点には日本人の繊細な感性が存在します。
そしてその感性を最もよく可視化したものが絵画や工芸であり、抽象化されているものが宗教や古典です。
海外の人が最も興味を持つ分野であり、しかもアートには正解がなく、感性も磨くために最も適した素材なのです。