先週土曜日、6月というのに異常な暑さの中、第2回目の庭哲学講座は
「茶庭・露路」の勉強に埼玉県・蕨市の個人邸を訪問させていただきました。
お玄関を抜けていくと、そこに広がるのは街中とは思えない空間。
今回講師をいただくのは、露路がご専門の金綱造園事務所の金綱潤一氏と、
この日は特別に御父様の金綱重治氏もご一緒してくださりました。
最後はなんとお茶席までご用意いただき、初めての体験だった人もいて
大盛り上がり!
美しい季節の和菓子と共に、贅沢な時間を満喫しました。
茶道というのは日本文化の総合芸術と言われますが、まさに建物の中だけでなく、
その周りを彩る茶庭の大切さ、そしてそれを作っていく庭師たちの目に見えない配慮を学び、
日本庭園の奥深さを実感した1日でした。
素晴らしいお庭のご提供とお茶のおもてなし、本当にありがとうございました!