春、初夏、秋と続いてきた今年の庭哲学講座もついに最終回。
今年は色々な庭園を実際に歩く、という体験をしてきましたが、
今回の訪問先は東京都北区にある「旧古河庭園」に行ってきました。
講師は昨年もご講義いただき、受講生に大人気の東京農大の粟野隆先生です。
最終回のテーマは「旧財閥の庭園」でしたが、東京の庭園の典型とも言える
その地形を活かした上段に西洋庭園、下段に日本庭園が見事に残っており、
それぞれの違いをじっくりと見ていきます。
ちょうどバラ園のオープニングの日と重なり、名物のバラの数々を堪能。
階段一つとっても、西洋風と和風の違いがあるなど、気づきませんでした・・・
特に財力がわかると言われる「石」の種類や置き方などの石使いが印象的です。
滝の石使いも特徴的です。
ちなみにこの場所は粟野先生のお気に入りの場所とのこと😉
お茶室でお茶もいただき、特別に稲荷も見せていただき、
とても贅沢で豊かな講義となりました。
来年度もまたみんなでゆったりと学びを続けていきましょう!