「ワインの造り手の企業構造から観る」
2回目のテーマは「造り手の企業構造」でした。
ワインの造り手の種類としては以下大きく4つに分かれます。
① 家族経営
② 協同組合
③ コングロマリット
④ オープンな個人・組織
それぞれメリット・デメリットがありますが、
造り手の企業構造の種類によってワインの味やスタイルに影響を与えている、
というのは新たな視点でした。
特にワインマーケットを劇的にグローバルマーケットに変化させたものとして
③のコングロマリットと④のオープンな個人や組織があります。
コングロマリット企業はどのようにしてワインのグローバルマーケットに対応しているのか?
組織を離れたオープンな存在として登場したフリーランスの醸造家やコンサルタントの存在は
ワイン造り、マーケティングにどのような影響を与えているのか?
いづれにせよ、グローバルマーケットを視野に入れた場合に、必ず出て来る
人材の問題、そしてイノベーションや新規事業。
この2つの大きな課題に直面している日本企業にとって、
「組織」とはどうあるべきなのか?どう変化していくのか? オープン化にどう対応するのか?
などに対するヒントがあったように思います。