「堅い美しさ2 – 狩野派の出現、そして長谷川等伯」
そもそも芸術とは誰のものか? ということを考えながら日本の美術史を辿ってみると、
室町時代に入ると徐々に庶民も楽しめる文化に変化して行きます。
こうした絵画の大衆化を生んだ桃山時代はたったの75年に過ぎないのですが、
欠くことのできない時代と言えるのです。
そうした時代に台頭した日本絵画におけるアカデミズムの巨頭となる狩野派の出現
についてじっくりと語っていただきました。
そして「盤石な組織」についてもみなさんで考えて見ました。