いざ対決マッチ3 「狩野光信 vs 狩野探幽」
江戸時代の絵画の基盤を作った狩野探幽は教科書にも出てくるほど有名ですが、
実は探幽によってその実績共々美術史から抹殺された存在がいます。
それが狩野光信。
なぜ探幽は光信を消し去らなければならなかったのか?という謎について
光信の作品を丹念に見ていきながら、熱く黒田先生にお話いただきました。
いつの時代も組織を守るため、何かを改革するために人間が考えることは
同じだ、と言うこともワークを通じて盛り上がりました。
表現として絵画が残る画家は羨ましい、と言うご意見も。
「情熱の永徳→微熱の光信→冷静な探幽」と言う黒田流の表現で、美術史一連の
狩野派の流れも納得です!