弊社では、裂き織りという伝統工芸品およびその文化を
絶やすことなく継承していくという支援をしております。
裂き織りは、江戸時代から続く伝統工芸。
木綿の経(たて)糸と、細く裂いた使い古しの布を横糸として織り込む
この手織物は、東北地方では農閑期の女性たちの手仕事でした。
寒冷地では手に入りにくい木綿を最後まで大切に使い切る
リサイクルの精神と、古布や端切れを組み合わせて新たな
色合いを楽しむデザイン性により、裂き織りは長く受け継がれ、
親しまれてきました。丈夫で温かく、優しい風合いが特徴です。
スティラートのSAKI-ORIは、こうした伝統的織り技法を使って、
正絹からポリエステルまでどんな布でも織り込み、あなたの大切な服や
着物が<伝統×現代(いま)>のアート作品に生まれ変わります。
裂き織りは、経糸との組み合わせや作る布の種類や柄によって、思いがけない模様や
想像もしなかった色合い、質感が生まれます。
母の着物や子供の晴れ着、ユニフォーム、ベビー服、ネクタイやスカーフ…、
スティラートでは、あなたの思い出の衣類や布で、オリジナルの伝統工芸品をお作り
します。生地は手で裂けるものがベストですが、革やフリースでも鋏(はさみ)で裂く
ので制作可能です。本場、青森の裂き織り工房にて、昔ながらの織り機を使用し、
熟練の織り手が丹精込めて織り上げます。
その温かい素朴な織物は、美しい額装によりアート作品へと生まれ変わります。
作品と額装はマリアージュの関係。この二つが合わさって「SAKI-ORI」が完成します。
弊社では裂き織りが完成してから、より美しく見せるベストな額装を
ご提案させて頂きます。
SAKI-ORI
この商品はお客様から送って頂いた生地で作る完全オーダー作品です。
下記内容をご理解頂いた上で、ページ下部よりご注文ください。
送付して頂く生地のサイズにより作成出来るサイズが異なります。
目安として裂き織りサイズの約4倍の生地の量が必要となります。
また、送って頂く生地の形については、布を裂いて継ぎ足すため、
縦長の生地でも正方形の生地でも、形に関係なく製作可能です。
また複数の生地から作成することも可能です。
基本的にすべての生地で製作可能ですが、手で裂ける生地がベストです。
革やフリースなど特殊生地の場合は、事前にお問い合わせフォームにてご連絡下さい。
無地よりも柄のある生地の方が織り模様が出やすくなります。無地でも作成可能ですが、
出来上がりは単一な質感になる可能性があります。絹やサテンなど、光沢のある素材は、
木綿の経糸によりマットな風合いになります。
生地の柄が直接裂き織りの柄にはなりません。
また、経糸の色によって元々の生地の色と異なる色合いで仕上がってくるケースがあります。